
渋谷・明治通りの陽光桜(ヨウコウザクラ)が見頃を迎えている。
渋谷駅から国道246号線を挟んで恵比寿方面に向かう明治通りに沿って並木が続く陽光桜。最高気温が20度を超え、春の陽気を迎えた3月26日午後、鮮やかに咲いたピンク色の花を写真に収めようと、外国人観光客など多くの人がスマートフォンやカメラを向ける姿が見られた。
アマギヨシノとカンヒザクラを交配し作られた陽光桜は、鮮やかなピンク色の花が特徴で、明治通りの陽光桜は、渋谷警察署~並木橋交差点間の約400メートルの間に約50本が植えられている。例年、ソメイヨシノよりもひと足早く満開を迎え、周辺ではさらに早い2月中旬ごろ、渋谷川沿いで早咲きの河津桜が楽しめる。
気象庁によると、都内のソメイヨシノの満開は3月30日ごろになる見込みで、渋谷エリアでは、桜の名所として知られる桜丘町の「さくら坂」や代々木公園などで混雑が予想される。