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代々木公園に新エリア 旧「岸記念体育館」跡地活用、スケートパークも

新たにオープンした代々木公園・神南一丁目地区エリア

新たにオープンした代々木公園・神南一丁目地区エリア

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 代々木公園の新エリア「神南一丁目地区」の一部が2月20日、供用開始した。

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 旧「岸記念体育会館」跡地の区画を同園の一部として拡張。東京都が都立公園の多面的な活用を推進する中で、飲食店などの施設と一体的に園や周辺園路を整備・運営する民間事業者を公募する「Park-PFI(公募設置管理制度)」を活用。代々木公園では、東急不動産、東急、石勝エクステリア、東急コミュニティーで構成する「代々木公園STAGE」が事業者となり、2022年から整備を進めてきた。当初は昨年3月に供用を始める予定だったが、工事が遅れていた。

 拡張した神南一丁目地区の面積は4182平方メートル。屋外の随所に緑を配置する。この日オープンしたのは、天然芝の「にぎわい広場」(約330平方メートル)と、同広場を見下ろす場所にあり、イベント時にはステージとしても使う「発信テラス」(約100平方メートル)、スケートボードができる屋外アーバンスポーツパーク(約350平方メートル)のほか、授乳室や救護室を備える公園管理所も。現在仮設されているトイレ棟は6月に供用を始める予定。新たに建設した3階建ての施設は3月以降に開業し、カフェ・レストランと店舗は順次オープンする。

 今月22日には、木の実や小枝、葉っぱなど自然の素材を使った工作や絵描き体験などを行う「お披露目イベント」を開く。開催時間は10時~15時(材料がなくなり次第終了)。参加無料。

 公園管理所の運営時間は8時30分~17時30分。屋外アーバンスポーツパークの利用時間は10時~17時(利用無料)。

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