グルメ漫画「孤独のグルメ」の連載30周年を記念する展覧会「孤独のグルメ博」が1月9日から、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)地下1階のギャラリー「GALLERY X BY PARCO」で開かれる。
久住昌之さん原作、谷口ジローさん作画による同作は、輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が、仕事の合間などに一人で立ち寄った飲食店で食事をする様子を淡々と描き、俳優・松重豊さん主演でテレビドラマ化もされている。連載は、雑誌「月刊PANJA」で1994年~1996年、その後「週刊SPA!」で復活し、2015(平成27)年まで不定期で新作を発表。谷口さんは2017(平成29)年に死去した。ドラマは、10月からシリーズ11作目の放送が始まり、1月には初の映画「劇映画 孤独のグルメ」の公開も控える。
連載30周年を記念して開く同展では、展覧会のために制作された「高精細」な複製原画をメインに展示。原画は、「井之頭五郎の名せりふ」「魅力あふれる登場人物たち」「飯と五郎」などの切り口で紹介する。そのほか、漫画の世界を表現したフォトスポットや、作品の歴史を振り返る年表、松重さんがドラマで着用した衣装の展示なども予定。
物販は、原作漫画をはじめ、同展オリジナルグッズとして、Tシャツ(4,500円)やトートバッグ(2,500円)、クリアファイル(2枚セット、1,200円)、ステッカーセット(5枚入り、1,200円)、アクリルキーホルダー(ランダム5種、500円)などを用意。漫画内にも登場する炭酸飲料「チェリオ」とコラボレーションし、チェリオを飲む五郎や展覧会ロゴなどをデザインした限定グラス(2,000円)も売り出す。
1月12日には、渋谷パルコ10階「ComMunE(コミューン)」で、久住さんと料理人イナダシュンスケさんによるトークショーや、久住さんを中心に集まった音楽制作家集団「ザ・スクリーントーンズ」によるライブパフォーマンスなどのイベントを開催。13時30分開場、14時開演。入場料は2,000円(チケットは定員に達し次第販売終了)。
開催時間は11時~21時(入場は閉場の30分前まで、最終日は18時閉場)。入場料は700円。1月20日まで。