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渋谷・神南小の児童が「フェイラー」ハンカチをデザイン 渋谷土産に

「SHIBUYA」の文字に犬やビル、区の花「ハナショウブ」などのモチーフを重ねたデザインに

「SHIBUYA」の文字に犬やビル、区の花「ハナショウブ」などのモチーフを重ねたデザインに

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 ドイツ発シュニール織ブランド「FEILER(フェイラー)」と渋谷区立神南小学校の児童がハンカチで「シブヤミヤゲ(渋谷土産)」を作る共創プロジェクトで完成した限定ハンカチが10月17日から順次、渋谷エリアの商業施設などで販売される。

生徒らの集合写真

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 昨年10月から今年2月にかけて、5年生81人(現小学6年生)がプロジェクトに取り組んだ。渋谷パルコにも近く渋谷の中心市街地の中にある同校の生徒が「観光」をテーマに学ぶ中、「いい思い出を残せたら」と、渋谷ならではの土産物を商品化するプロジェクトが決定。児童自ら身近なアイテムとしてハンカチを選び、担当教員がリサーチを重ねてフェイラージャパン(千代田区)にオファーを出したという。

 ハンカチの名称は「ジンナンシブヤミヤゲ」。実際に渋谷の街で暮らしている子どもたちが感じる「渋谷の魅力」を紹介することを目的に、8チームに分かれてデザインを考案。それぞれの要素をかけ合わせ、犬のキャラクター「シブ犬(けん)」が街を案内する渋谷をデザイン。スクランブル交差点をイメージした柄をベースに、「SHIBUYA」それぞれのアルファベットに渋谷の名所やモチーフを重ねた。

 「S」は渋谷区の花「ハナショウブ」とシブ犬、「H」と「I」はビル、「B」はドーナツと電車、「U」はカフェ、「Y」はレインボーカラーで多様性、「A」は公園とカップケーキ。都会的な側面に加え、公園や自然があり、観光しながらスイーツを食べ歩きしたり、多様性を受け入れたりする文化などもイメージしたという。フェイラージャパンの社員も講師となり、商品が作られる過程、ブランドビジネスやマーケティングなどについて解説。児童たちがデザインとコンセプトについてプレゼンテーションを行うなど、特別授業を全5回行った。

 商品は、縁取りのカラーがそれぞれ、ペールピンク、ペールグリーン、ターコイズブルーの3種類を用意。サイズは約25×25センチで、価格は2,750円。オリジナルパッケージに入れて売り出す。9月24日に発売し、「フェイラー銀座本店」と公式オンラインショップで販売。9月~10月の5日間、プロジェクトに参加した児童が手作りのチラシを手に店頭に立ち販売を体験する。

 10月には、渋谷各所でも限定販売。渋谷ヒカリエ1階・特設スペース=17日・22日(13時30分~15時45分)、ハチ公前広場「SHIBU HACHI BOX」=17日(16時~16時40分)、渋谷フクラス1階「shibuya-san」=17日・24日、渋谷キャスト・ガーデン=22日・24日(以上、13時30分~15時45分)。

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