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代々木第二でパリ五輪日本選手団が結団式 江村・半井選手が決意表明

旗手を務める(左から)フェンシング女子サーブルの江村美咲選手とブレイキンの半井重幸選手が決意表明した

旗手を務める(左から)フェンシング女子サーブルの江村美咲選手とブレイキンの半井重幸選手が決意表明した

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 21日後に迫ったパリオリンピックに向けた日本選手団(TEAM JAPAN)の結団式が7月5日、国立代々木競技場第二体育館(渋谷区神南2)で開かれた。

国立代々木競技場第二体育館で開かれた結団式の様子

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 2021年の東京オリンピックに続く第33回夏季大会となるパリ五輪は、今月26日~8月11日に仏パリで開催される。日本選手団の結団式には、陸上競技や競泳、サッカー、バレーボール、体操競技、サーフィン、スケートボードなど出場が決まっている各競技団体の選手やコーチ、関係者らが出席したほか、秋篠宮ご夫妻も出席された。

 日本オリンピック委員会(JOC)の三屋裕子副会長は「勝敗にかかわらず健闘をたたえ合うアスリートの姿は多くの方々に感動と、改めてスポーツの価値を日本国内、そして世界に発信してくれた」と前回の東京大会を振り返り、紛争や自然災害などに触れつつ「スポーツを安全に安心して実施できる環境は決して当たり前のものではない。これまで培ってきた力を存分に発揮し、それぞれがご自身の夢に挑戦されることを心から願っている。その活躍を通して能登半島地震で被災された方や、復旧・復興に取り組んでいる方に勇気や笑顔を届けることを期待している」と呼びかけた。

 旗手を務めるフェンシング女子サーブルの江村美咲選手は「支えられて今があること、国を代表する立場であることの自覚と責任を持ち大会に臨む」などと決意表明し、パリ大会で初めて正式種目となったブレイキンのSHIGEKIXこと半井(なからい)重幸選手は「スポーツの力を信じて、最高のパフォーマンスを発揮することを誓う。日の丸を胸に世界中の選手たちと共に素晴らしい大会をつくり上げることを約束する」と続けた。

 尾縣貢団長によると、本日時点でTEAM JAPANの人数は選手393人、役員304人の計697人を認定。まだ決まっていない競技もあるため最終的には740人程度になる見込みだという。選手団はこの日、東京体育館で壮行会にも参加。

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