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代官山にタルトケーキ専門店「シャルルアンリ」 仏シェフが初の実店舗

代官山にオープンした「Charels-Henry(シャルルアンリ)」(外観)

代官山にオープンした「Charels-Henry(シャルルアンリ)」(外観)

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 仏「ジョエル・ロブション」などで勤めてきたシェフのシャルルアンリ・ルブーグさんが手がけるタルトケーキ専門店「Charels-Henry(シャルルアンリ)」(渋谷区恵比寿西1)が代官山にオープンして、6月28日で2カ月がたった。

「さくらんぼバニラフランタルト」

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 ルブーグさんはパリやロンドン、サンフランシスコなどのミシュラン星付きのレストランで修業を積み、2018(平成30)年に来日。銀座のフレンチ「エスキス」などで腕を振るってきた。2021年9月には、タルトショップ「シャルルアンリ・ルブーグ」をオンラインで始め、「外国人シェフとして日本で店を開くことは長年の夢だった」という自身初の店舗を代官山にオープンした。

 場所は、代官山駅から徒歩1分の路面で、店舗面積は40平方メートル。ピンクとゴールドを基調とした店内には花を多く飾り付け、皿や商品が映えるよう白のテーブルを採用。「日本ではあまり見られない斬新なデザイン」に仕上げたという。テラス席を含め21席を用意する。

 「モダンフレンチ」をコンセプトに、日本の季節に合わせたフルーツタルトをメインに提供する。6月からは、山形県産サクランボやマダガスカルバニラのフラン、フロマージュブランのムースなどで作る「さくらんぼバニラフランタルト」(1ピース1,900円、10~12ピース1万9,000円ほか)や、アメリカンチェリーとチェリーコンポート、キルシュとマダガスカルバニラのムース、チョコムースとチェリー・バニラのグラサージュ(糖衣のコーティング)で作る「ブラックフォレストタルト」(同、7~8P=1万2,500円ほか)を提供する。

 シャンパンやワインにも合うという食事系のメニューも提供。「サーモンとほうれん草のキッシュ」(1ピース1,700円~)、白オニオンのコンポートなどをのせる「オニオンタルトレット」(1,200円)などをそろえ、追加でキャビアトッピング(5グラム1,900円~)も。ドリンクは、エスプレッソ(シングル500円、ダブル700円)やカプチーノ(900円)、アート付きホットラテ(1,200円)や、シャンパン(グラス1,400円~)、ワイン(同1,000円~)などを用意する。

 オープンから2カ月がたち、客層は子どもから年配客まで幅広く、SNSやユーチューブなどを見て訪れる人が多いという。「代官山駅からのアクセスもいいので、ぜひ気軽に立ち寄ってもらえれば」(ルブーグさん)と来店を呼びかける。

 営業時間は11時~19時。火曜定休。

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