「真っ暗な」空間の中で、視覚以外の感覚を使って体験するワークショップ形式の展覧会「ダイアログ・イン・ザ・ダーク 2004 東京」が7月31日より、梅窓院・祖師堂ホール(南青山2)で開催する。同展は、日常生活の様々な環境を折り込んだ完全な暗闇の空間を、視覚障害のアテンド・スタッフの案内により体験し、バーで体験を語り合うプロジェクトで、1989年にドイツのアンドレアス・ハイネッケ博士のアイデアで生まれ、これまでヨーロッパを中心に14カ国、100都市で開催された。同展では、アテンド・スタッフとバー・スタッフを公募し、のべ約700人を雇用、将来的には常設展示と視覚障害者の感覚を活かした新しい雇用の創出を目指す。ツアーは1回、10名の定員で約50分、10時30分から20時10分までの間で27ユニット開催されるもので、完全予約制となる。チケットは一般・前売り3,500円、当日4,000円。現在、サイト上で発売している。9月4日まで。ダイアログ・イン・ザ・ダーク 2004 東京