渋谷・道玄坂「クリスピー・クリーム・ドーナツ(KKD)渋谷シネタワー店」(渋谷区道玄坂2)で2月10日、渋谷を拠点とする男子プロバスケットボールチーム「サンロッカーズ渋谷」の選手が「逆チョコ」イベントを行った。
今月14日のバレンタインデーを目前に控え、男性から女性に贈る「逆チョコ」を企画。イベントに参加したのは、渋谷区観光大使スポーツアンバサダーでもある伊藤駿(たかし)選手とルーキーのベンドラメ礼生選手の「甘いもの好き」コンビ。
チーム名にちなんで先着36人の女性客に、KKDと米チョコブランド「ハーシー」の期間限定コラボドーナツやハーシーチョコレート、自分たちのサイン入り写真を「ハッピーバレンタイン」と声を掛けながら手渡した。同店のユニホームを着た伊藤選手とベンドラメ選手はカウンター内に入って接客も体験。注文客にドーナツを手渡した。伊藤選手が「サイズが合っていた」ことから選んだ黒色のポロシャツは店長が着るカラーだったという。
バレンタインデー当日が誕生日の伊藤選手は、2年前の2月14日がホーム戦であったことから「(チョコレートで)大きなビニール袋がいっぱいになった」という。伊藤選手のエピソードに「すげー」と声をもらしたベンドラメ選手はバレンタインデーを「あんまり意識したことがない」と言い、「今年は段ボールを目指したい」と意気込む。ちなみに14日当日は練習の予定という。
伊藤選手は区内でのイベントに数回参加しているが、「まだ慣れない」と笑い、「このようなイベントを通じて、チームの認知度が上がり渋谷という街に根付いていけたら」と期待を込める。ベンドラメ選手は、昨秋のBリーグ開幕前にセンター街のバスケ通りで行ったパレード以来のイベント参加。「特別な機会なのでもっとやりたかった」と振り返りつつ、「(カウンターの中に)デカい人が入ると邪魔になるなとも思った」と話した。
サンロッカーズ渋谷の次回ホームアリーナ(青山学院記念館)戦は2月25日・26日の京都ハンナリーズ戦。会場ではKKDがドーナツを販売する予定。