表参道エリアに出店を発表していた米LA発ハンバーガーレストラン「UMAMI BURGER(ウマミバーガー)」の日本1号店「UMAMI BURGER青山店」(港区北青山3)のオープン日が、3月24日に決まった。
2009年にLAで創業した同店は、米国内5 州で 25 店舗を展開している。店名は、「うま味を最大限に引き出す調理法を確立し作るハンバーガー」との思いを込めて、日本語の「うま味」から命名。米国版「GQ」誌の「2010 年のベストバーガーオブザイヤー」、「TIME」誌の「史上、最も影響力のある17のバーガー」に選出されるなどしている。
米ジュエリーブランド「ロイヤルオーダー」、アンダーウエア「ハンキーパンキー」、「トムフォードアイウエア」などの輸入・卸・小売りなどを手掛けるピーアンドティートレーディング(神宮前3)が昨年4月、メディロスホールディングス(同)を設立し「ウマミバーガー」の日本展開における独占契約を締結した。店舗の経営は、同社の子会社として同年12月に設立したUMAMI BURGER JAPAN(同)が手掛ける。
米国外初出店となる日本1号店は、日本のグルメバーガー店や海外のバーガー店が点在していることや、「最新トレンドの発信地」であることから青山・表参道エリアを選んだ。店舗面積は170平方メートル。席数は70席。
同店では、米国で提供するものの中から「日本人の味覚に合う商品」を提供するという。ローストトマトやシイタケ、パルメザン、キャラメルオニオン、パティを挟む「UMAMI BURGER」(1,380円)をはじめ、ひよこ豆で作るコロッケ「ファラフェル」を挟み、アボカドペーストとヨーグルトソースで仕上げる「FALAFEL BURGER」(1,280円)などのバーガー、トリュフチーズをかけるポテト「TRUFFLE FRIES」(800円)などのサイドメニュー、サラダ、デザート、アルコールを含むドリンクなどを予定する。
日本限定メニューとして、テリヤキソースを絡めたパティとレンコンやなめこなどを挟んでワサビを隠し味として加える「TERIYAKI BURGER」(1,380円)、マダラのフライにハーブを加えた自家製タルタルソースをかけてカレーを隠し味に加える「FISH CURRY BURGER」(1,280円)のバーガー2種類を用意する。価格は全て税別。
営業時間は11時~23時。同社は2020年までに全国10店舗の展開を計画している。