裏原宿・キャットストリート沿いに昨年12月、スウェーデン発のソックス・アンダーウエアブランド「Happy Socks（ハッピーソックス）」の旗艦店となる初の路面店「Happy Socks原宿店」（渋谷区神宮前4、TEL 03-6438-9638）がオープンした。経営は伊藤忠グループのロイネ（品川区）。

ソックスに加えて雑貨も扱う

　2008年にスウェーデン・ストックホルムで創業したブランドで、カラフルでポップなデザインが特徴。国内では2010年から取り扱いがあるが、同社は昨年独占輸入販売権を取得。直営店は同店を含む3店舗だが、百貨店やセレクトショップなどにも卸している。

　店舗面積は約10坪。白を基調に商品が映えるデザインになっている。同ブランドの広報・清水章代（あきよ）さんは同エリアを、「ハイブランドの店舗」が集積している表参道や「独自のカルチャーが派生する」竹下通り、「世界的にも根強いファンが多く持つ」裏原系ブランドが出店するキャットストリートなど、「人種や年齢、性別を問わず多くの人が来街する街」とし、「世界中の人たちに幸せを届ける」というブランドコンセプトと合致すると判断し同エリアに出店したという。

　同店では、レディスやメンズ、キッズなど100種類以上のソックスや、雑貨を扱う。商品構成比率は、ソックス60％、アンダーウエア20％、雑貨20％。ソックスは、メインコレクション（1,404円）、アスレチックコレクション（2,052円）、キッズコレクション（2足セット、2,160円）を展開。アンダーウエアは、メンズ（3,240円）、レディス（2,160円）のほか、ブラトップ（3,024円）、自動開閉式の折りたたみ傘（4,968円）、トートバッグ（4,104円）などをもそろえる。
　オープン後は、20～40代を中心に来店があり、男女比は4対6程度だという。

　営業時間は11時～20時。