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青山ファーマーズマーケットで出るゴミを「見える」化 食品廃棄物の循環考える契機に

「見た目が悪い」野菜などを使ってスープを通る「Disco Soup」(過去開催時の様子)

「見た目が悪い」野菜などを使ってスープを通る「Disco Soup」(過去開催時の様子)

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 国連大学(渋谷区神宮前5)中庭で開かれる「青山ファーマーズマーケット」内で1月22日、生ゴミのクリエーティブな利用をテーマにした企画「Re-think Waste」が開催される。主催は東京都と環境対策コンサルティングなどを手掛けるレコテック(神奈川県横浜市)。

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 2015年末、廃棄される食べ物を新たに循環することを目的にファーマーズマーケット内で立ち上がった「Re-think Food Project」の一環。

 当日は、場内で発生したゴミを1カ所に集め12品目に分別。それぞれどのくらいの量が集まったか計測し、今後のゴミ減量につなげていく。集めたゴミはリサイクルに出すという。場内には、メタン発酵装置も用意し、生ゴミをガスに変えるデモンストレーションも行う。

 2016年4月から同マーケットで毎月開催している「Disco Soup」は、音楽が演奏される中、農家が余らせている「見た目が悪い」野菜などを使ってスープを作るもの。当日は、フレンチレストラン「BEARD」(目黒区)オーナーシェフ原川慎一郎さん、米カルフォルニアのレストラン「Chez Panisse」元総料理長のジェローム・ワーグさん、映画「0円キッチン」のダーヴィド・グロス監督をゲストに迎える。スープは無料配布予定。

 場内では野菜や果物のゴミを土に返せる「ミミズコンポスト」を作るワークショップも開く。定員は20人。参加無料。現在ホームページから参加を受け付けている。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

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