渋谷・宇田川町のミニシアター「アップリンク」(渋谷区宇田川町)で現在、「見逃した映画特集2016」が開催されている。
「ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン」より
同シアター年末年始の特集上映企画として4年目を迎える同企画。同館のみならず、昨年1月から10月ごろまでに公開された作品の中から「話題作」をセレクト。今回は40作品を再上映する。
上映作品は、レオナルド・ディカプリオさんがアカデミー賞男優賞を受賞したことでも話題となった、実話を基にしたサバイバル・アドベンチャー「レヴェナント:蘇えりし者」、米作家パトリシア・ハイスミスが別名義で女性同士の愛を書いた同名小説を原作にした作品で、米女優ルーニー・マーラさんとケイト・ブランシェットさんが共演した「キャロル」、作家・佐藤泰志の小説を基にした青春映画「オーバー・フェンス」、デジタル・リマスター版で上映された旧ソ連のSFコメディー「不思議惑星キン・ザ・ザ」など。
このほか、英ストリートアーティストBANKSY(バンクシー)さんのドキュメンタリー映画「バンクシー・ダズ・ニューヨーク」、学生団体「SEALDs(シールズ)」に密着した「わたしの自由について~SEALDs2015~」などの実録映画もラインアップ。英ロックバンド「ローリング・ストーンズ」のボーカル、ミック・ジャガーさんがプロデュースした、ソウルミュージックシンガー、ジェームス・ブラウン(JB)の足跡をつづった「ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン」は、瀧川鯉八さんの落語付き上映も予定する。
鑑賞料は1作品1,300円ほか。2月3日まで。