タワーレコード渋谷店(渋谷区神南1)で11月30日、バスケ「サンロッカーズ渋谷」の選手たちがトークショーを行った。
渋谷区を拠点に活動する同チームと同店がコラボレーションした商品の発売を記念したもの。第1弾として作ったのはタオル(1,800円)で、黄色時に同チームのマスコット「サンディー」の顔などをデザインしている。
トークショーには、清水太志郎選手、アキ・チェンバース選手、広瀬健太選手、藤高宗一郎選手が参加。ホーム戦で選手紹介時に流れる楽曲に合わせて、タワーレコードのエプロン姿で登場した。
トークは音楽の話題が中心となった。最初に買ったCDは、B'z「裸足(はだし)の女神」(清水選手)、ポルノグラフィティ「メリッサ」(藤高選手)、スピッツ「スカーレット」(広瀬選手)。チェンバース選手は、米ヒップホップアーティスト50 Centのアルバム「Get Rich or Die Tryin'」購入時未成年で、過激な歌詞が多いことから「おじさんに買ってきてもらった」という当時の思い出を明かした。
ダンス&ボーカルグループ「三代目J Soul Brothers」が好きという藤高選手はチームの面々でカラオケに行くと「流星」をみんなで踊るといい、最近は自転車移動中にEXILEの「ただ…逢(あ)いたくて」を「聴こえないように小声で歌っている」という。試合前には「気分が盛り上がる曲を聴く」というチェンバース選手に対し、「郷土愛が強い」清水選手は同じ宮崎県出身のシンガー・ソングライター秦基博さんの「ひまわりの約束」などを聴くという。音楽を聴くことが減りラジオや落語を聞くこともあるという広瀬選手の話に合わせて「笑点のテーマ」が流れると笑いが起こった。
来場者からの質問コーナーでは、先週末の新潟アルビレックスBB戦のことも話題に上がり、フォワードの広瀬選手が「人生で初めてポイントガードをした」と話すと来場者は驚いた様子を見せた。試合中にコンタクトレンズが外れるアクシデントがあった藤高選手は新しいものを入れようとしたら「落としてしまって1枚無駄にしてしまった」というエピソードも。
今週末はアウェーで「千葉ジェッツ」戦が控えている。清水選手は「千葉ジェッツのブースター(=ファン)は多いと聞いているが飲み込まれないようにしたい。ベンチ裏の1階席は黄色になると思っている。皆さんの声がパワーになるのでよろしくお願いします」と呼び掛けた。広瀬選手は「サンロッカーズのブースターは一番若くて熱いと思っている。人数じゃなくて質で負けないように、僕らも少数精鋭で頑張っているので、アウェーで2勝して(先週末から含めて)4連勝してホームに戻ってきたい」と意気込んだ。
トークショー終了後には、集まったファンたちと写真撮影をし、タオル購入客を対象にしたサイン会を行った。