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ミシュランガイド東京、広域渋谷圏の星付きは37店 ロブションは10年連続3つ星

10年連続となる3つ星を獲得した「ジョエル・ロブション」

10年連続となる3つ星を獲得した「ジョエル・ロブション」

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 12月2日に発売される「ミシュランガイド東京2017」(日本ミシュランタイヤ=千代田区)で、広域渋谷圏からは37店舗が「星」を獲得した。内訳は、3つ星=1店、2つ星=9店、1つ星=27店。

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 同社は2007年にアジア初の「ミシュランガイド東京」を、2009年に国内2カ所目となる関西版「京都・大阪」版を刊行。以降対象エリアを拡大しつつ、広島特別版、福岡・佐賀特別版などを発行している。関東版は2015年版からエリアを東京に絞った。2016年版から、「星が付かなくも5,000 円以下でコースや単品料理などの食事ができるコストパフォーマンスの高いレストラン」と位置付ける「ビブグルマン」は全ての料理カテゴリーを対象にしている。

 今回掲載するのは、飲食店・レストラン542店、ホテル42店の計585店。同書で、「そのために旅行する価値がある卓越した料理」と定義する「3つ星」は12店、「遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理」の「2つ星」は54店、「そのカテゴリーで特においしい料理」の「1つ星」は161店、ビブグルマンは315店。

 広域渋谷圏では、恵比寿ガーデンプレイス内の高級フレンチ「ジョエル・ロブション」(目黒区三田1)が10年連続で3つ星を獲得。昨年まで7年連続で3つ星を獲得していた日本料理店「えさき」(渋谷区神宮前3)は、12月24日に閉店し山梨へ移転するためか今回は選出されていない。

 今回新たに2つ星を獲得したのは、京都で経験を積んだ店主営む、丸にツタの家紋が目印の日本料理店「宮坂」(港区南青山4)。骨董(こっとう)通り沿いのすし店「ます田」(南青山5)は1つ星から「昇格」している。

 1つ星では、イタリアン「Honda」(北青山2)、「タクボ」(恵比寿西 2)、すし店「くろ崎」(渋谷1)、ランチ・ディナーともに客に合わせたメニューのみを提供するフレンチ「オルグイユ」(南青山4)の4店舗が新規掲載店となり、フランス料理店「ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー」(広尾5)、2014年のオープン以来1つ星を獲得していた日本料理店「紀風」(恵比寿1)が星を逃している。

 ビブグルマン掲載店は44店で、居酒屋「ぽつらぽつら」(円山町)やその姉妹店「うつらうつら」(松濤2)、ポルトガル料理店「クリスチアノ」(富ヶ谷1)とその3号店でポルトガルの魚料理専門店「マル・デ・クリスチアノ」(同)、ラーメン店「金色不如帰(こんじきほととぎす)」(幡ヶ谷2)、ペルー料理店「ベポカ」(神宮前2)など多彩なジャンルの店舗が名を連ねる。

 ホテルセクションでは、「最上級の快適」を意味する4パビリオンに「ウェスティンホテル東京」(恵比寿ガーデンプレイス内)、セルリアンタワー東急ホテル(渋谷区桜丘町)がそれぞれ選ばれている。

 「ミシュランガイド東京2017」の価格は3,240円。12月1日まで公式WEBサイト「クラブミシュラン」で掲載店舗を無料公開している。

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