東急東横線・渋谷駅で11月1日、下り線列車の発車メロディーに「ミッキーマウス・マーチ」の導入が期間限定で始まった。
同日、東急グループが主要駅や電車、商業施設などで、ウォルト・ディズニー・ジャパン(目黒区)協力の下展開するクリスマスプロモーション「TOKYU CHRISTMAS WONDERLAND 2016 -Disney CRYSTAL MAGIC-」の一環。東急沿線の主要駅や電車、商業施設などでキャラクターをあしらったツリーや装飾、グッズの販売などを行う。
同楽曲は、米子ども向けテレビ番組「ミッキーマウス・クラブ」で使われていたこともあり、ミッキーマウスのテーマ曲として広く知られている。発車メロディーでは、イントロ明け直後の歌い出し(Aメロ)を約7秒分流す。
併せて東横線では、ミッキーマウスやミニーマウス、シンデレラやアリエルなどのディズニー・プリンセス、チェシャ猫など「ふしぎの国のアリス」、「くまのプーさん」のイラストをディズニーキャラクターの配したラッピング電車(1編成)を運行する。
同駅では同日、女優・モデル水沢エレナさんとミッキーマウスを招いたプロモーション開始セレモニー開いたほか、高野武渋谷駅駅長によるラッピング電車出発式も行った。
今回のプロモーションは、渋谷を中心に「エンターテインメントシティー=ドキドキ・ワクワク感を持って来ていただける街」づくりを行っている東急と、ウォルト・ディズニー・ジャパンの方向性が合致したことから今回の取り組みが決まったという。
東急電鉄の生活創造本部生活サービス事業部副事業部長兼エンタテイメント推進部統括部長の嶋田創さんは、両社の親和性を「多様なコンテンツや常にお客さまに対して新しさを提供している点」と言い、「双方の持つ良さを生かして極上のドキドキを提供できれば」と期待を込める。
「『CRYSTAL MAGIC』は、クリスマス本番である12月25日前後だけでなく、クリスマスに至る日常やさまざまな場面でキラキラ・ドキドキを提供する、という考えに基づいている。多様な輝きを放つクリスタルのように、多くの方々に渋谷を含め東急沿線の街を訪れる際にいろいろな楽しさを感じていただければ」と呼び掛ける。
発車メロディーの導入は12月25日の終電まで。