ハロウィーンを目前に控えた週末を迎えた10月29日、渋谷は仮装した多くの人でにぎわった。
今年はハロウィーン当日の31日が平日であることから、29日・30日を中心に多くのイベントが企画されている。多くの人が集まった29日は、20時過ぎにSHIBUYA109(渋谷区道玄坂2)周辺の道玄坂、文化村通りを交通規制し歩行者天国にした。渋谷駅前・スクランブル交差点で警備に当たっていた警察官や機動隊員らは、メガホンや拡声器で来街者をSHIBUYA109前周辺へ誘導していた。
ゾンビやディズニー・プリンセスなど定番の仮装をはじめ、「ワンピース」「スラムダンク」など漫画のキャラクター、マシュマロをイメージした白いかぶり物に上下白い洋服のDJ Marshmello(マシュメロ)、紙粘土で手作りしたという映画「ファインディング・ニモ」の海ガメ・クラッシュなどさまざまな格好をした人たちが見られた。
今年は、仮装する人、観光する人、共に外国人が例年以上に多く見られたほか、映画「スーサイド・スクワッド」のハーレイ・クインやジョーカー、「ポケモンGO」のトレーナーやピカチュウ、「ポケストップ」マークを持つ人などが多く見られたのが印象的だった。
渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)では仮装コンテストとハロウィーンパーティーが開かれ、来場者は世界各国のフードや民族舞踊のパフォーマンスなどを楽しんだ。円山町のクラブ「asia」(渋谷区円山町)横駐車場スペースには、大手アダルトビデオメーカー「ソフト・オン・デマンド」が1日限定で、ゴミを入れると「エッチな声」が流れる「萌える・萌えない・ビンカンごみ箱」を設置し、「楽しくエコ」を呼び掛けた。