渋谷・宇田川町のミニシアター「アップリンク ファクトリー」(渋谷区宇田川町)で現在、ホラー映画祭「東京スクリーム・クイーン映画祭2016」が開催されている。
女性監督が手掛けたホラー&ダークファンタジー映画を上映する同イベントは、2013年に始まり今年で4回目。映画界の中でもホラーを中心としたジャンルでは「さらに少数」という女性監督の活躍の場を広げることなどを目的に開催している。
長編ホラー2作品や100本以上の中から選んだ短編7作品を日本初上映するほか、初の試みとして、日本人女性監督による短編作品の上映プログラム「ジャパン・マッドネス」も展開する。
ラインアップは、35ミリフィルムで撮影された魔女を題材としたホラー「ラブ・ウィッチ」(アナ・ビラー監督)、インドネシア・ジャカルタの映画館を舞台にしたスラッシャー「鮮血のレイトショー」(ギナンティ・ロナ・トゥンバン・アスリ監督)、ジョン・カーペンター監督がカメオ出演し音楽も手掛けた「パペットマン」(ジャックリン・カステル監督)、家政婦の若い女が雇い主である初老の男を連続殺人鬼と疑ったことから「思いがけない惨事」を招く「家政婦」(トン・ジョー監督)など。
10月28日まで。