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「シブヤガワ映画祭」初開催へ 原付き2人乗りで鑑賞など「新しい見方」提案

海の上で暮らす孤独な老人を描いた「つみきのいえ」より©ROBOT

海の上で暮らす孤独な老人を描いた「つみきのいえ」より©ROBOT

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 渋谷・宮益坂上交差点「徳真会クオーツタワー」(渋谷区渋谷2)内の「クオーツギャラリー」や、円山町「KINOHAUS」(渋谷区円山町)内のトークラブハウス「LOFT9 Shibuya」で10月10日、「第1回シブヤガワ映画祭」が開催される。主催はNPO法人シブヤ大学(神宮前2)内のシブヤ大学 映画祭部。

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 「映画にもっと多様性を」をコンセプトに、これまでと「異なるアプローチ」で映画の見方提案する同祭。

 当日まで上映作品が秘密の「ナイショの渋谷」プログラムは、芸人で一橋大学非常勤講師のサンキュータツオさん、アーティストの市原えつこさんをキュレーターに迎え、それぞれ「お金をもらって働くということ」(サンキュータツオさん)、「テクノロジーで拡張する都市空間~2020年の東京、シブヤ~」(市原さん)をテーマに選んだ作品を上映後、トークを行う。

 「ドキドキする映画鑑賞の法則」プログラムは、映画を見る時は横並びが一般的な中、「縦並びに座ってみたらどんなふうに見えるのか」「密着して座る2人はどんな気持ちになるのか」を検証するため、2人1組で原付き2種のオートバイに乗って映画を鑑賞するもの。上映する映画は、2009年米アカデミー賞短編アニメ賞受賞作品「つみきのいえ」(加藤久仁生監督)、米動画配信サービス「ネットフリックス」のオリジナルSFホラードラマ「ストレンジャー・シングス(未知の世界)」。上映後には精神科医ゆうきゆうさんをゲストに招き、「映画と原付」をテーマに心理分析する。

 開催時間は11時~22時(上映時間はプログラムにより異なる)。鑑賞料は、「ナイショの渋谷」=サンキュータツオさん2,000円、市原さん1,500円ほか、「ドキドキする映画観賞の法則」=無料。

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