ポラロイドフィルムを使用したポラロイド・イメージトランスファーによる作品制作を行う小鹿総一氏の写真展「瞬花」が3月3日より、パルコ・パート1「ロゴスギャラリー」で開催。ポラロイド・イメージトランスファーとは、ポラロイドフィルムを露光後、暗室内で現像途中に剥離し、フィルムを和紙や水彩紙などに圧着して画像を転写させプリントを得る技法で、通常の写真とは異なりネガやポジが存在せず、処理中の気温などの様々な変化を利用するため、絵画同様1点ものとなる。会場では季節の移り変わりの「花」をテーマに、同技法で撮影した作品加え、最近開発に成功した最新のデジタル処理と熱圧着転写技術を使用して銅版に転写する「トランス・メタル・プリント」も初展示する。入場無料。3月16日まで。ロゴスギャラリー