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渋谷パルコに「時かけ」カフェ 「スタジオ地図」制作のアニメ作品コラボメニューズラリ

作中のシーンを切り取ったタペストリーなどを展示する店内

作中のシーンを切り取ったタペストリーなどを展示する店内

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 渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)パート1・7階のカフェ&ダイナー「THE GUEST cafe&diner」(TEL 03-3477-5773)に7月7日、アニメーション制作会社「スタジオ地図」(杉並区)とのコラボレーションカフェ「時をかける少女(時かけ)カフェ」が限定オープンした。

「時かけ」のオリジナルメニュー

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 細田守監督らが立ち上げた同社。細田監督が手掛けたアニメ映画「時かけ」が2006年の劇場公開から10周年を迎えるのをきっかけに企画した同カフェ。

 店内には、脚本や台本の抜粋、ロケーションハンティングした際に撮影した写真、鉛筆と絵筆で描かれた原画や背景美術、作中のシーンを切り取ったタペストリーなどを展示。店頭には、作中に登場する「Time waits for no one.↑ハァ( ゚Д゚)?」と書かれた黒板を再現したフォトスポットも用意する。

 メニューは、作中で主人公の紺野真琴が妹に食べられたプリンを思い起こさせる「プリン・アラモード」(1,490円)などを用意。真琴が叔母に届けた「桃」から着想を得た桃とトマトの冷製パスタ(1,814円)には、作中に登場する黒板を模したモナカを添えたサラダボウルが付く。

 このほか、細田監督が手掛けた3作品のコラボメニューも用意する。「サマーウォーズ」=栄おばあちゃんの「励ましの言葉」を書いたお守り付きのモンブランと抹茶のセット(1,382円)、「おおかみこどもの雨と雪」=作中で花が作ったものを再現した串焼きなどのプレート(1,490円)、「バケモノの子」=作中で熊徹と九太が食べていたスイカを使ったジュース(1.058円)など。

 初日のこの日は、オープン前に100人以上が行列を作り、最大2.5時間待ちになる盛況ぶりを見せた。

 2014年にオープンした「THE GUEST cafe&diner」は、キャラクターやアーティストなどさまざまなモノ・コトとコラボする「情報発信型カフェ」をコンセプトに、パルコとトランジットジェネラルオフィス(港区北青山3)が共同開発した飲食店。

 「時かけカフェ」は建て替えに向けた渋谷パルコ休業前最後のコラボカフェとなる。これまで展開してきた15のコラボカフェの中で、オープニングを飾った「リトルツインスターズ(きき&ララ)」、開催期間を延長した「Pokemon cafe ΩRuby & αSapphire(ポケモンカフェ オメガルビー・アルファサファイア)」、整理券配布を導入していなかったこともあり最長約10時間待ちの列を作った「ふなっしー」、イラストレーター「カナヘイ」さんとのコラボカフェが特に盛況だったという。

 営業時間は11時~23時(混雑時の滞在時間は1時間まで、整理券配布の可能性有り、最終日は21時まで)。8月7日まで。

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