国学院大で「和装デー」 キャンパスに浴衣姿の学生ら、ササ飾りや縁日も

授業では和装の教員や生徒たちの姿も見られた

授業では和装の教員や生徒たちの姿も見られた

  • 0

  •  

 夏の節句である七夕の7月7日、国学院大学渋谷キャンパス(渋谷区東4)で「和装デー」が実施されている。

校内にはササなどを飾り付けて七夕を演出

[広告]

 日本の伝統文化を体験・学習し、「より身近に接する機会」を作ることを目的に、一日和装で過ごす同企画。「長沼静きもの学院」などを展開している長沼(渋谷2)に勤める同大卒業生の発案で昨年初めて実施。今年は同校独自で企画し、学生サークルでイベントの企画などを手掛ける「ideed(アイディード)」や女子寮の学生、留学生らが協力して準備を進めてきた。

 キャンパス内には6月下旬から、ササを置いて学部ごとに異なる色の短冊を用意し、願い事を書いてつるすことができるようにした。当日は、約250個の風鈴や風車、竹灯籠を装飾するなどして夏の雰囲気を演出した。

 実施を前に浴衣の着付け講習会を開いたほか、生協で浴衣を販売するなど参加を促進し、当日は着付けスタッフらを配置して持参した浴衣に着替えられるようにした。キャンパスには色とりどりの浴衣やはかまなど、思い思いの和装をした学生や教員らの姿が見られた。

 昼休みには熊本地震支援の一環として募金活動を行い、寄付した学生に熊本産スイカを振る舞ったほか、和装の学生向けに輪投げやヨーヨーすくいなど、縁日をイメージしたアトラクションも用意。11月に開催予定のミス・ミスターコンテストのファイナリスト10人もお披露目された。

 「和装デー」は来年以降も継続して行っていくという。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース