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そばと日本酒のイベント「大江戸和宴」開幕 代々木公園に各地から16店舗

そばのブースが並ぶエリア

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 代々木公園・イベント広場で6月16日、「大江戸和宴(わえん)~大江戸そば博・大江戸大酒会~」が始まった。主催はニッポン放送、読売新聞社、フジランド、ハレルヤ・イズムで構成する実行委員会。

国内各地から集まるそば

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 昨年大阪で初開催した「大阪和宴」に次ぐ2回目で、東京初開催となる同イベント。昨今さまざまなフードフェスが開かれている中、「日本の食文化を紹介したい」という思いなどから「そば」と、「そば前」として飲む「日本酒」に焦点を当てた。

 そばは、新潟県産韃靼(だったん)種を使う7割そば「韃靼そば」や福島産品種「会津のかおり」を石臼で粗びきにした自家製粉を使う10割そば「会津高遠そば」(以上700円)、鹿沼産在来種「玄そば」を使う8割そばに、スーパーグリーンベルトなど鹿沼産のニラを添える「ニラそば」(800円)、福井県産そば粉100%で打つ大根の絞り汁ベースの「越前そば」、群馬・太田市の山芋をかける「とろろそば」(900円)など16店舗が出店する。店頭で手打ちしているところも見られる。

 日本酒(300円~500円)は、男山(北海道)や一ノ蔵(宮城)、十四代(山形)、澤乃井(東京)、真澄(長野)、獺祭(山口)、れいざん(熊本)など、北海道から九州までの銘柄を用意。梅酒や果実酒、スパークリング酒など含め約100種類をラインアップする。

 そのほか、みそ田楽3種盛り(500円)など東京の酒肴(しゅこう)や湘南黒カレー、横手焼そば、信玄餅アイスなど国内各地の「B級グルメ」、宮城・岩手・福島の食品や工芸品、観光産物などの販売や観光情報を提供する「東北復興支援」ブースも展開。ステージでは、書道家のパフォーマンスやご当地アイドル、歌手、三味線などのライブ、物まねショーなどを展開している。

 初日となったこの日、不安定な天気にもかかわらず開催直後から若者のカップルやスーツ姿のビジネスマン、年配の夫婦など多くの人が来場。実行委員長でフジランドのイベント事業部事業部長の下澤龍一さんは「食べるだけでなく、手打ちしているのを見たり体験したり参加できたりする食フェス。日本最大のそばイベントにしていきたい」と意気込む。「2020年(東京五輪・パラリンピック)までにそばと日本酒の文化を世界にアピールできれば」とも。今後は年1回、代々木公園での定期開催を予定する。

 開催時間は、16日=12時~21時、17日=11時~21時、18日=10時~21時、19日=10時~20時。入場無料。今月19日まで。雨天決行・荒天中止。

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