南青山に6月15日、コンセプトショップ「キリン一番搾りガーデン（東京店）」（港区南青山5）が期間限定オープンした。経営はキリンビール（中野区）。

提供するビールやフード

　2012年に限定展開した「キリン一番搾りフローズンガーデン」を前身に、2013年から毎年展開している同ショップは、同社の「一番搾り」ブランドの価値を提案するコンセプトショップ。

　青山通り沿いの空き地を使った同店の店舗面積は約170坪。席数はスタンディングや掘りごたつ風の席などで161席。客席部分には開閉式の雨よけを設置している屋外空間で、フロアやベンチなどは木材を基調に仕上げている。エントランスには「一番搾り」の缶の巨大オブジェを置いたフォトスポットを用意した。

　同店では一番搾り生ビールをはじめ、黒ビール「一番搾りスタウト」（以上、420ミリリットル＝550円、570ミリリットル＝700円）、フローズン（生・黒、同＝650円、同＝750円）、フローズンビアカクテル（650円）などを提供。ビールに合わせて、一番搾りで仕立てた「甘辛い」タレに漬けこんだスペアリブ（1,100円）、ビーツドレッシングをかけるクルミやケールのサラダ（600円）、一番搾りで溶いた衣で揚げるアボカド（500円）などのフードをそろえる。客単価は2,000円弱を想定する。

　期間中、「47都道府県の一番搾り」のうち38種類を週替わりで提供するとともに、提供するビールの地域で作られている食材を使ったフードもラインアップ。オープン時は、東京・横浜・千葉（各500円、今月21日まで）で、鎌倉ベーコンを使ったキャベツとバジルソースのピザ（1ピース500円、ホール4,000円）、多摩地区で生産されている乳脂肪分3.9％の「東京牛乳」を使ったプリン（350円）などを限定メニューとして用意した（フードの提供は今月28日まで）。

　営業時間は16時～23時（土曜・日曜・祝日は12時～）。9月30日までの予定。