渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)内のミュージカル劇場「東急シアターオーブ」で6月8日、ブロードウェー・ミュージカル「DREAMGILS(ドリームガールズ)」公演が開幕した。
1981年にブロードウェーで初演されて以来、4年間で1521回公演。その後、日本を含め世界各国で上演された同作。1982年にはトニー賞で6部門を受賞し、2006年には映画化されるなどしている。2009年には新演出による舞台版がNY「アポロシアター」で「復活」した。
物語の舞台は1960年代のアメリカ。歌手になることを夢見て活動を続けていた女性3人グループ「ドリーメッツ」のサクセス・ストーリーと、ショービジネスの裏側にある人間模様、栄光、挫折、中傷、友情、野望を描いている。映画版のために書き下ろされた楽曲やLEDパネルを取り入れた演出、きらびやかな衣装なども特徴。
「宣伝隊長」を務めるローラさんは「こんな迫力初めて。圧倒的な歌声に泣いちゃいました。歌も衣装も舞台も本当にすごい。たくさんの人に絶対に生で見てほしい」と来場を呼び掛ける。
施設内11階のカジュアルイタリアンダイニング「シアターテーブル」では、ディナータイム(18時~23時)にコラボレーションメニューを提供。「ピリ辛」ソースのチキンとゴルゴンゾーラチーズなどを挟み、アメリカ東部生まれの「バッファローウイング」をバーガーに仕立てた「イーストサイドチキンバーガー」(1,500円)など。
上演時間は2時間35分(うち休憩20分)。鑑賞料は、S席 1万3,000円、A席1万1,000円、B席9,000円。今月26日まで。