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パルコミュージアムで一時休業前最後の展覧会 蜷川実花さん、山口はるみさんら

「パルコミュージアム」のエントランス

「パルコミュージアム」のエントランス

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 建て替えに向けて今夏一時休業する渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)パート3・3階の「パルコミュージアム」で、最後の展覧会シリーズ「SHIBUYA PARCO MUSEUM FINAL EXHIBITIONS」が開催される。

イラストレーター山口はるみさんの作品

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 一時休業は、同館の建て替えを中心とした再開発「宇田川町 15 地区開発計画」に伴うもの。アートやカルチャーの発信拠点となる同ミュージアムは、1981(昭和56)年の渋谷パルコ・パート3開業とともにオープンした「スペース・パート3」が前身。その後、「パルコギャラリー」(1986年、パート1地下1階)、「パルコミュージアム オブ アート&ビヨンド」(2002年、パート3・7階)、「パルコファクトリー」(2007年、パート1・6階)と、移転・名称変更へて、2011年に現在の「パルコミュージアム」がオープン。昨年度は1年で15本の展覧会を開き、延べ17万1566人を動員したという。

 アートやデザイン、カルチャー、ファッションなど幅広いコンテンツを発信してきた同ミュージアムの最後は、パルコにゆかりのアーティストによる3つの展覧会を企画。第1弾として、写真家や映画監督などで活動する蜷川実花さんの新作写真展を開く。蜷川さんは、2001年の「木村伊兵衛写真賞」受賞発表直後にパルコギャラリーで写真展「まろやかな毒景色」を開いて以降、継続的にパルコで個展を行ってきた。「IN MY ROOM」と銘打つ新作写真展は、雑誌「EYESCREAM」の連載「蜷川実花のプライベートモード」の展覧会となる。

 その後、1969(昭和44)年のパルコ1号店・池袋店オープン時の広告制作に参加したイラストレーター山口はるみさんの展覧会「Hyper! HARUMI GALS!!」を開き、ファッションブランド「TOGA」デザイナー古田泰子さんらとコラボレーションして空間を演出。休業前ラストを飾るのは、パルコ「縁のアーティスト」による集合展になる予定。

 営業時間は10時~21時。最終営業日は8月7日。

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