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渋谷・アップリンクで「SEALDs」追った実録映画 半年の活動に密着

SEALDsの半年間に密着した「わたしの自由について」より©2016 sky key factory,Takashi NISHIHARA

SEALDsの半年間に密着した「わたしの自由について」より©2016 sky key factory,Takashi NISHIHARA

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 渋谷・宇田川町のミニシアター「アップリンク」(渋谷区宇田川町)で5月14日、学生団体「SEALDs(シールズ)」に密着したドキュメンタリー「わたしの自由について~SEALDs2015~」が公開される。

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 昨年5月、安倍晋三党首率いる自民党が集団的自衛権の行使容認を含む新たな安全保障関連法案を国会に提出したことに危機感を持った学生たちが、SASPL(サスプル、特定秘密保護法に反対する学生有志の会)を継承するかたちでSEALDs(Students Emergency Action for Liberal Democracy-s)を発足した。

 学生たちは「この法案を止めたい」という思いで勉強会を重ね、毎週金曜日に国会議事堂前で抗議活動を開始。ラップの要素を取り入れたコールやネットを使った発信など、新しいスタイルの抗議行動は多くの注目を集め、同年8月30日に国会議事堂前で行った安保法案反対デモには12万人(主催者発表)が集まった。同作は同団体の半年間に密着した。

 メガホンをとったのは1983(昭和58)年富山生まれの西原孝至監督。早稲田大学で映像制作を学び、2011年に製作した初長編作「青の光線」は大阪アジアン映画祭に正式招待を受ける。2作目の「Starting Over」(2014年)は国内外10以上の映画祭に正式招待された。現在は主にTV ドキュメンタリー番組のディレクターとして活動している。

 公開に合わせて、アップリンクギャラリーでは同団体メンバーによる写真展を開催している。今月20日まで。

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