東急東横店(渋谷区渋谷2)西館8階で4月29日、「~<生>地ビールでがっつり~第2回肉グルメ博」が始まった。
店頭で腕を振るう「スーツァンレストラン陳」の菰田欣也総料理長
ゴールデンウイークに合わせた企画として昨年初めて開催し、延べ約2万5000人が来場したという同イベント。今年も「肉マイスター」として活動する田辺晋太郎さんがセレクトした肉料理店17店舗を集め、昨年の約2倍の来場者数を目指す。
出店店舗とメニュー例は以下の通り。完全予約制の赤身肉店「肉山」(武蔵野市)=高温の油で短時間揚げたカイノミの牛かつ(1,201円)、イタリアン「オステリアバル リ.カーリカ」(目黒区)=馬肉・リンゴ・ジャガイモのタルタル(1,501円)、レストラン「shibuya-bed」(道玄坂2)=山口産「高森和牛」の低温ロースト(1,801円)など。
そのほか、菰田(こもだ)欣也シェフが総料理長を務める四川料理店「スーツァンレストラン陳」(桜丘町)=群馬産「プレミアム加藤ポーク」を使った自家製の窯焼きチャーシューと煮込んだトンポーローを中華蒸しパンに挟むバーガー(801円)、和食・魚介料理店「和酒飯くり家」(横浜市青葉区)=宮崎「尾崎牛」のあぶりずし(2貫1,080円)、居酒屋「目黒 月鳥」(目黒区)=衣を付けずに揚げるひな鳥の素揚げ(734円~)などが初出店する。
新たな試みとして、日替わりでオリジナルの焼き肉弁当も販売。浜松の老舗店ののれん分け「焼肉 大貫」(新宿区、5月1日~3日)=新潟産コシヒカリ「伝」に肩ロースのカタ芯とザブトンの焼き肉をのせる「大貫弁当」(1,944円~、各日200折り限定)、個室焼き肉店「西麻布 けんしろう」(港区、同5日)=尾崎牛カルビと神谷上ハラミのミックス弁当(3,800円)など。
場内にはサンクトガーレンやコエドブルワリー、ワイルド・ビアなども出店し、瓶ビールやその場で注ぐ生ビールなど国内外のクラフトビール30種類以上(500円~)もそろえる。
同イベントには、百貨店の既存顧客より若い30~40代が中心に来場。「昨年は後半にかけてお客さまが増えたが、今年は初日から多くの方に来場いただいている」と東横店催事企画担当マネジャーの西川明宏さん。「昨年に比べて女性も増えている印象」だという。「(昨年位比べ)より肉肉しい店舗ラインアップ、メニューになっている。店によってはシェアしやすいようにしたり、イベント用に小ぶりにしていたりするので、食べ比べてもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~21時(最終日は20時まで)。入場無料。5月5日まで。