国学院大学(渋谷区東4)で12月12日、「渋谷らしさの近未来」をテーマに第4回渋谷学シンポジウムが開催される。
主催は同大研究開発推進機構研究開発推進センター渋谷学研究会。「渋谷学」は2002年、同大創立120周年記念事業の一つとして始まり、以来、歴史学や民俗学、社会学、経済学、地理学など、ジャンルを横断する形で研究が続けられている。
今回のシンポジウムでは、100年に1度の大規模再開発の先にある「ポスト2020の渋谷らしさのあるべき姿」を考える。
第1部では「渋谷らしさの構築」をテーマに、東京五輪が開かれた1964(昭和39)年から5年後に開かれる 2020年までの渋谷を俯瞰(ふかん)する。内容は、「渋谷らしさの構築と変容~若者の街、ファッションの街、ITの街~」(田原裕子経済学部教授)、「SHIBUYA 2026~東急グループが描く渋谷再開発のビジョン~」(東急電鉄都市創造本部戦略事業部・大友教央さん)。
第2部では「これからの渋谷らしさのあるべき姿」をテーマにディスカッションを行う。第1部で登壇した大友さんに、シブヤ経済新聞・西樹編集長、渋谷生まれ・在住のフリーカメラマン、関谷のびこさんが加わり、橋元秀一経済学部教授がコーディネーターを務める。
開催時間は13時30分~16時。会場は5号館5202教室。参加無料だが、メールまたはファクスによる事前申し込みが必要。申込方法はサイトで確認できる。問い合わせは同機構事務課(TEL 03‐5466‐0104)まで。