明治神宮外苑・いちょう並木沿いに今冬、NY発人気ハンバーガーショップ「Shake Shack(シェイク シャック)」の日本1号店(港区北青山2)がオープンする。経営はサザビーリーグ(渋谷区千駄ヶ谷2)。
2004年にNYで創業し9カ国に64店舗を展開(今年2月現在)している同ブランド。タイム誌の「歴史上、最も影響のある 17 のバーガー」に選出されるなどしている。今年2月、サザビーリーグは同ブランドの日本における店舗展開の独占契約を米Shake Shack社と締結し、国内展開することを発表していた。
場所は、NYマディソンスクエアパークの同ブランド1号店にインスピレーションを受けて決めたという。8月に閉店したカフェ「シェアードテラス」跡で、既存の建物を取り壊して店舗を建設する。店舗面積や席数などは公表していないが、テラス席も用意するという。
同店では、100%アンガスビーフのパティ、チーズ、レタスやトマトなどを、バターを付けてトーストするバンズで挟む「シャックバーガー」や、スモークベーコンや小さく刻んだチェリーペッパーなどを挟む「スモークシャック」、牛肉のソーセージやレリッシュ、ピクルス、スポートペッパーなど9種類の具材や調味料をトッピングする「シャックカーゴドッグ」などを提供予定。地域の企業や団体と協業した同店限定商品の開発にも意欲を見せている。
米Shake Shack社のランディ・ガルッティCEOは「たくさんの情熱的なファン、地域の優れた生産者らと一緒に、素晴らしいコミュニティーをつくっていけることを大変楽しみに思っている」とコメントを寄せる。サザビーリーグ取締役の角田良太さんは「2020年に東京五輪・パラリンピックの開催会場となる明治神宮外苑に日本の旗艦店をオープンできることをとてもうれしく思う。世界中の方々に足を運んでいただきたい」とも。
営業時間は未定。同社は2020年までに10店舗の展開を計画している。