東急バスは8月22日、同社バスの車両で使われている降車ボタンのキットを発売する。
同社がバスの中古部品をバス関連のイベントなどで販売した際に、降車ボタンが好評だったことなどから開発したもの。
学校教材メーカー「アーテック」(大阪府八尾市)協力の下、実際の東急バス車両に取り付けられているオージ(北区)製の降車ボタンを使って設計・製造した「本物仕様」のデザインになっている。ボイスレコーダー機能で音声を録音(約15秒)しておくと、ボタンを押して「とまります」の文字が発光した時に、その音声が流れるようになっている。繰り返し録音できることから、親から子どもへの伝言板のような使い方も提案する。
対象年齢は8歳以上。希望小売価格は3,500円。発売予定数は5000個。東急百貨店本店などで販売する。