渋谷・宇田川町のミニシアター「アップリンクファクトリー」(渋谷区宇田川町、TEL 03-6825-5502)で8月8日、10代の映画監督が手掛けた作品のみを上映する「10代の映画祭」が開催される。
昨年に次ぐ2回目の開催となる同祭。オーガナイザーは現在高校2年生の安藤雄作さん。安藤さんは2012年に10代のクリエーターを紹介する「ヤンチュ!!」を開設するなど、10代のクリエーターの周知を図る活動をしている。同祭は「10代による映像製作が『遊び』と見られがちなのを払しょくしたい」という思いから企画した。
今回上映するのは、公募の中から選んだ2プログラム7作品。作品は、小学4年生・江口陽向さんが総製作費200円で撮った地元・佐賀のPR短編映画「ムツゴロウ物語」、漁村に暮らす男子高校生3人組と転校してきた美少女の一夏の物語「真夏の夢」(松本花奈監督)、家族や自画像を捉えたセルフドキュメンタリー「愛すべき人」(菊竹伸輔監督)、サスペンス「天窓」(井出愛乃監督)など。上映後には監督やキャストによるトークセッションも予定。
安藤さんは「多くの人に見てもらう機会の創出と作家同士のコミュニティーとなること」を目指しているという。
上映時間は、Aプログラム16時、Bプログラム19時20分(いずれも10分前開場)。鑑賞料は、1プログラム=10代1,300円、一般1,800円、2プログラム=同2,000円、同2,500円。