ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1)6階・ラフォーレミュージアムで8月7日、体験型ホラーアトラクション「ゾンビ屋敷ZDU」が期間限定で始まった。
アトラクションプロデューサーのマイケルティー・ヤマグチさんが手掛ける同アトラクションは昨夏、大丸心斎橋店で開催し1カ月強で約3万人が来場。来場客は、ゾンビを撃退する隊員を育成する「ゾンビ防衛大学」の入学希望者として、「安全な」実習用ゾンビが移送された「ZDU解放区域」での体験入学会に参加するというストーリー。
場内には、マイケルティーさんが特殊メークを施したゾンビや特殊造形のゾンビなどを配置。来場客は、ゾンビの動きを停止させることができるオリジナルアイテム「ゾンビバリアー」のボタンを押しながらゴールを目指す。スクリーンを使った映像とステージをリンクしたゾンビ対策を説明するステージショーなども用意している。スムーズに進めば「10分程度で出られる」という。
マイケルティーさんは「昨年のハロウィーンごろから渋谷・原宿エリアにゾンビが大量発生した」と同エリアでの開催を振り返り、原宿の街に合わせて「ギャルゾンビをよみがえらせた」と話す。「ゾンビは(銃で)撃ちたくなるが日本は銃社会ではない」ことから「ゾンビバリアー」を開発。「さっきまで一緒にいた自分の仲間がゾンビになったような」メークを心掛けるなど、リアリティーを追求しているという。
「お化け屋敷とは違い、ゾンビを食い止めるなど(来場客が)参加でき、一度に複数が入場できるのも特長」といい、昨夏はリピーターも多かったことから、「一度目は恐怖を堪能いただき、2回目以降は細部まで見て楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
場内にはショップを併設し、「ゾンビ防衛大学」の学生証(324円)やタトゥーシール(432円)、口の中が「赤く」なる缶入りドロップス(702円)などを販売。ゾンビメークのスタッフと写真を撮影できるフォトスタジオ(1人800円ほか)も用意する。
開催時間は11時~21時(最終入場は閉場30分前まで)。入場料は、一般1,000円、中高大生700円、小学生500円。今月31日まで。