渋谷・原宿エリアに今秋、イタリア発老舗ピッツェリア「Pizzeria SPONTINI(スポンティーニ)」の日本1号店がオープンする。
1953年に創業し現在ミラノに7店舗を展開する同店。昨年6月にミラノで日本進出を発表していた。今回、イタリアン「リストランテ カビアーノ」(港区南青山5)などを手掛けるJRD(渋谷区神宮前6)のグループ会社J-World Dinerが、日本国内における独占ライセンス契約を締結し国内展開を行う。
日本1号店でイタリア国外初の出店となる同店。本店があるエリアに多い日本人留学生たちからの「評判が良く」日本人に好まれる味だと判断したことから、日本での展開を決めたという。ターゲットは20~30代を中心に、休日は家族連れやテークアウト利用も見込む。
「ピザの家」と呼ぶ店舗は2階建てで、キッチンやオーブンは来店客から見えるようにするという。創業当初と同じレシピで作る同店のピザは、大豆油をかけて鉄鍋で揚げるように焼き上げ「底をカリカリに仕上げる」ことや、厚さ約2センチというボリューム感が特長。食材や生地の塩分などは時代に合わせて「ブラッシュアップ」するという。主力メニューはシンプルなマルゲリータ。
同店オープン後は、2016年度中に首都圏を中心に3店舗を出店。以降は毎年2~3店舗の出店を目指す。