神宮前の東京ウィメンズプラザ(渋谷区神宮前5)で4月29日、「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 春の名作劇場」が開催される。
1992年、中野サンプラザ(中野区)の研修室を会場にセクシャル・マイノリティー解放運動の一環として始まった同祭。毎年、LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)をテーマにした映画を上映している。
今年は過去23年で上映した作品の中から「人気のあったものや人気作」3プログラムをリバイバル上映する特別企画となる。
長編作品は、トランスセクシュアルのポルノ俳優バック・エンジェルさんを6年の歳月をかけて撮影した「ミスター・エンジェル」(ダン・ハント監督、2013年)と、女子生徒がゲイの男子生徒と仲良くなろうと奮闘する学生コメディーで「Gay Best Friend」の頭文字を取ったタイトルの「G.B.F.」(ダレン・スタイン監督、2013年)。
海外短編プログラムでは、仏発妊活コメディー「ミュリエルの妊活奮闘記」(ミリアム・ドナシス監督、2012年)や、幼なじみ2人の「傷心旅行」の行方を描いた米発「ロニーと僕」(ガイ・シャレム監督、2013年)など4作品をラインアップする。
鑑賞料は、1回券=一般1,500円、学生・60歳以上ほか900円など。