米ブルーボトルコーヒー社が4月21日(日本時間)、米ベーカリー&カフェ「タルティーン ベーカリー」を買収したことを発表し、代官山に「5月以降」に開業予定だった「タルティーン ベーカリー」日本1号店のオープン時期が「今年中」と改められた。
「タルティーン ベーカリー」の主力商品であるカントリーブレッド
2002年、米サンフランシスコで創業した両ブランド。ブルーボトルコーヒーは今年2月に日本上陸を果たし話題を集めたが、「タルティーン ベーカリー」も今春、日本1号店を出店する予定で、店内にはブルーボトルコーヒーのキオスクを併設することを発表していた。
「タルティーン ベーカリー」の日本1号店は、施設・店舗・ブランドのプロデュースなどを手掛けるシンクグリーンプロデュース(港区)が約3年の歳月をかけて準備を進めてきたが、今回の資本提携により日本1号店の経営・運営権をブルーボトルコーヒージャパン(江東区)に譲渡。シンクグリーンプロデュースは今後、同店のコンサルティング業務を手掛ける予定となった。
日本1号店は今月17日に開業した商業施設「LOG ROAD DAIKANYAMA(ログロード代官山)」(渋谷区代官山町)内。延べ床面積は152.9平方メートルで、席数はテラスやルーフトップを中心に120席ほどを予定している。
ブルーボトルコーヒーは今後、「タルティーン ベーカリー」で提供するパンやペストリーの一部を既存店舗で提供する準備を進めるという。