表参道に6月20日、クロワッサン触感のドーナツ「クロナッツ」で知られるNY発ペイストリーショップ「DOMINIQUE ANSEL BAKERY (ドミニクアンセルベーカリー)TOKYO」(渋谷区神宮前5)がオープンする。
2011年にNYで創業した同店。オープン後4カ月で、タイム・アウト・ニューヨークで「ベスト・ニュー・ベーカリー・オブ2012」を受賞するなど早くから注目を集め、2013年に発売した「クロナッツ」が大ヒットし、その名が広く知られるようになった。
国内展開を手掛けるのは、アパレル事業を展開するTSIホールディングス(港区)と、ブランディングプロデュース事業などを手掛けるトランジットジェネラルオフィス(北青山3)が昨年9月1日に設立した合弁会社D.A.B.PASTRY(南青山5)。同事業でTSIホールディングスは飲食事業に本格参入する。
日本1号店となる同店は2フロアで、1階16席・2階72席の計88席を用意。「ニュージェネレーションベーカリー」を掲げ、2050年からインスパイアされた空間づくりを意識するという。1階はNYとパリの地下鉄の世界観を、2階はNYとパリの公園の世界観をそれぞれ表現するとともに、日本独自の和風の小部屋も用意する予定。
メニューは、毎月1種のフレーバーで提供する、フランスのクロワッサンとNYのドーナツを組み合わせた「クロナッツ」(594円)、ショットグラスの形をしたチョコチップクッキーの中にバニラビーンズを24時間浸したミルクを詰めた「クッキーショット」(518円)、アイスクリームをマシュマロで包んで表面をバーナーであぶる「フローズン スモア」(778円)、フランスの伝統菓子「クイニーアマン」をベースに創業者のドミニク・アンセルさんがオリジナルで開発した「DKA」(594円)など。加えて日本限定商品も提供予定。
営業時間は未定。