表参道に3月28日、「うなぎパイ」専門店「UNAGI PIE CAFE TOKYO at BAKERYCAFE426」（渋谷区神宮前4、TEL 03-3403-5166）が期間限定オープンする。

「うなぎパイ」を使ったメニューを提供する

　静岡・浜松の名産として知られる菓子「うなぎパイ」を製造・販売する春華堂（静岡県浜松市）が、工場とカフェを併設した施設「うなぎパイファクトリー」（同）の開業10周年を記念したプロジェクトの第1弾として開くもの。

　ファサードには、繊維強化プラスチックで作った巨大「うなぎパイ」モニュメントを設置。サイズは袋の部分を入れて全長4メートル83センチ・高さ4メートル・厚さは12センチほど。うなぎパイ本体は全長約17.5センチ×厚さ約0.5ミリの「うなぎパイ」1万7285本分のサイズになっているという。2階のカフェには24席を用意する。

　カフェでは、ドーム型にメルティングしたチョコを「うなぎパイ」ミニと静岡産イチゴ「きらぴ香」などのフルーツにかぶせ、その上からさらにホットチョコレートをかけて食べる「4種のうなぎパイ・メルティングショコラ」（1,980円）や、浜松の農家から仕入れる朝採れ野菜とイタリア産プロシュートを添えたサラダに、うなぎパイを砕き入れて食べる「うなぎパイと浜松野菜のサラダ仕立て」（700円）など、同カフェ限定メニューを提供。同施設で提供している「うなぎパイミニ」とバニラジェラートをミルフィーユ状にしてイチゴを添える「うなぎパイ ミルフィーユ仕立て」（690円）も用意する。

　1階では商品を販売。「うなぎパイ」（12本962円～）をはじめ、静岡・愛知のみで販売しているアーモンドを使った「うなぎパイ ナッツ入り」（8本982円～）、ブランデーを使った「うなぎパイV.S.O.P」（5本982円～）、複数の「うなぎパイ」が入った詰め合わせ（1,782円）などをラインアップする。ショップで3,000円以上購入者には「うなぎパイ」1本が入る専用ポケット月のトートバッグを進呈する。

　若年層へアピールできる点や「東京の中でも高いトレンド発信力があること」などから表参道エリアに出店。限定メニューについて、山崎貴裕副社長は「うなぎパイとコラボレーションする食材の味それぞれを殺さないように心掛けた」といい、「うなぎパイとチョコレートが合うのは数十年前から分かっていた。念願かなって商品化できた」と話す。「多くの方に楽しんで・喜んでいただき、期間限定ながら記憶に残る店にしたい」とし、「ファクトリーのみの味も東京の地に持ってきたので、コンテンツを含め味わってほしい」と来店を呼び掛ける。

　営業時間は11時～21時。5月6日まで。