神宮前に3月21日、トラッド・カジュアルブランド「NEWYORKER BLUE(ニューヨーカーブルー)」の初路面店「NEWYORKER BLUE 原宿店」(渋谷区神宮前6、TEL 03-6427-7455)がオープンした。経営はニューヨーカー(千代田区)。
同ブランドは、同社が展開するファッションブランド「ニューヨーカー」が昨年ブランド生誕50周年を迎えたことを期に立ち上げたのもの。30代をコアターゲットに、ニューヨーカーのトラッド・スタイルをベースにした「オフスタイルを提案」している。
現在出店するイオンモール幕張新都心店(千葉市)、イオンモール鹿児島店(鹿児島市)のように、ショッピングモールで店舗展開を行っているブランドだが、情報発信や世界観を表現する旗艦店として「ファッションの街」である原宿に初の路面店を出店した。
店舗面積は15坪。店舗のデザインコンセプトは「ブルックリンのかつて本屋だった小さな空きスペース」。窓を広くとったファサードには木材を使っているほか、「本棚に隠れていた」という設定で設置するレンガの壁面、「ちょっと荒い」フローリングなどでリノベーションされたような空間を演出する。
メンズ=シャツ・パンツ、ウィメンズ=ブラウス・パンツ・スカートを主力にする同ブランド。2015年春夏コレクションのテーマは「Cozy」。品例は、メンズ=シャンブレーツイル生地で仕上げたノータックのパンツ(1万800円)、クレージーパターンのシャツ(1万260円)ほか、ウィメンズ=エドウィンとコラボしたストレートデニム(1万4,040円)、襟にワイヤが入ったチェック柄のシャツ(1万800円)ほか。
商品の価格帯は、メンズ=シャツ8,640円~1万1,880円、パンツ=1万260円~1万6,200円、コート=2万520円~2万7,000円、ウィメンズ=シャツ・ブラウス=8,100円~1万4,040円、スカート6,372円~1万4,040円、ジャケット・ブルゾン=1万6,200円~2万2,680円など。ショップではシューズやバッグ、帽子などのセレクト商品も扱う。
同ブランドプレス担当の三木雅晴さんは「当店を通じて多くの方にブランドを知ってもらいたい」と意欲を見せ、「居心地の良さを感じてもらいつつ、低価格ながらしっかりとしたものづくりをしている点を見てもらえたら」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~20時。