JR渋谷駅が130周年を迎えた3月1日、構内中央口コンコースで記念式典が開催された。
式典には中野真一同駅駅長のほか、東急電鉄、京王電鉄、東京メトロの駅長・管区長が出席。冒頭、中野駅長は、渋谷駅が1885(明治18)年3月1日、職員6人で開業し、初日の利用客がゼロだったというエピソードを紹介した。
日本鉄道・品川線(品川~赤羽間)開通に伴い、現在の新南口あたりに開業した同駅。1906(明治39)年に同社が国有化され国鉄の所有となり、1909(明治42)年から山手線の駅に。1920(大正9年)に現在の場所に移設され、1925(大正14)年、山手線が環状運転を始めた。2013年度の1日平均乗車人員数は37万8539人。2013年度、JR東日本管内では新宿、池袋、東京、横浜に次いで5位だった。
続いて、普段はライバル関係にある各駅長が順にあいさつ。2020年の東京五輪開催に向け、4つの渋谷駅が連携強化を図っていくことを強調した。その後、Suicaのキャラクター、ペンギンも加わり、駅長4人がテープカットを行った。