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渋谷・松濤の「観世能楽堂」で解説付き上演-「さよなら公演」特別企画

解説付きで上演する「羽衣」より

解説付きで上演する「羽衣」より

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 移転のため閉場が決まっている渋谷・松濤の「観世能楽堂」(渋谷区松濤1、TEL 03-3469-5241)で3月16日、「さよなら公演」の特別企画としてワークショップ「はじめて能」が開催される。

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 観世流の活動拠点である観世能楽堂。佐賀藩主・鍋島家の邸宅跡である現在の場所には1972(昭和47)年に開場。40年以上がたち老朽化が進んだことから、2016年、銀座松坂屋跡(中央区)を中心に完成予定の複合ビルに移転することが決まっている。

 同所では3月27日~30日、「さよなら公演」と題した5公演を予定している。その特別企画として開くワークショップは、「羽衣伝説」を題材にした能「羽衣」を解説付きで上演するもの。装束やはやしなどは通常通りだという。

 同25日にはシテ(=主人公)が鐘の中に入り早着替えする演出が見どころの「道成寺」の追加公演も決まった。

 ワークショップの開催時間は14時~、19時~(開場は30分前、各回90分ほどを予定)。参加料は2,000円。

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