東急グループと明治（江東区）が2月1日から、渋谷ヒカリエや東急東横店（渋谷区渋谷2）など渋谷エリアの施設でバレンタインイベント「Shibuya deバレンタイン」を実施している。

辻口博啓さんが制作した「聖バレンタイン像」

　ヒカリエ8階のクリエーティブスペース「COURT」とギャラリースペース「CUBE1～3」では今月5日、女性のためのショコラの祭典「ショコラZakkaフェスティバル」が始まる。30店ほどが出店し、デザイン性を重視したチョコレートや、女性パティシエが手掛けるチョコレートなどを提案する。

　商品は、パティスリー「スマイルラボ」（港区）＝ハイヒールをかたどったチョコレート「タロン オ ショコラ」（白2,916円、赤4,428円）、ビーントゥバーチョコレート工房「ショコル」（世田谷区）＝石臼でひいたカカオ豆に砂糖のみをくわたコイン型の「美しい鳥 QUETZAL BOX MIX」（金平糖入り、2,300円）、オリジナル包装紙のチョコレートを作れる「DECOチョコ」＝包装紙にアルファベットや数字、イラストなど描いた数種類のチョコレートを組み合わせることができる「DECOチョコギフト」（10個、1,058円）など。

　東急東横店西館8階では同日から、40ブランドを集積する「SHIBUYAショコラスクランブル2015」を開催。日本料理店「賛否両論」（恵比寿2）笠原将弘シェフが監修するショコラ（1,951円）が初登場するほか、表参道に店舗を構えるNY発ベーカリー「マグノリアベーカリー」のバレンタイン限定カップケーキ（519円）などが並ぶ。場内に併設する飲食スペースでは、「よーじやカフェ」のショコラ・ラテ（669円）や原宿に店舗を構えるニュージーランド発「クッキータイム」の「チョコレートチャンクバイト」（1,500円）を提供する。

　ヒカリエ内の商業施設「シンクス」地下2～3階のフードエリアや、東急百貨店地下1階の「東急フードショー」「東横のれん街」でも、出店テナントがバレンタイン限定商品をそろえる。

　イベントに向け、伊ローマの彫刻「真実の口」をイメージした「真実のくちびる」とハート形のオブジェを制作。口の部分に手を入れると占いができるもので、ハートの光る色で結果を判断する。展示場所・期間は、ヒカリエ8階＝今月5日～8日、東急ハンズ渋谷店1Aフロア＝9日～12日、SHIBUYA109前＝13日・14日。東急東横店西蒲8階には、パティシエ辻口博啓さんが制作した、レプリカをチョコレートでコーティングしたイタリアの「聖バレンタイン像」（高さ80センチ）を展示する。

　営業時間は施設により異なる。今月14日まで。