青山学院大学（渋谷区渋谷4）の正門付近に現在、同大陸上競技部の「箱根駅伝」総合優勝を祝い横断幕が掲出されている。

東急東横店・南館外壁には「ご声援ありがとうございました」と記した懸垂幕も

　1月2日・3日の日程で開催された今年の箱根駅伝。昨年の5位という結果から、シード権で出場した同大。1区の久保田和真選手（教育人間科学部3年）がトップと1秒差の区間2位でタスキを渡し、最短区間の4区で田村和希選手（経営学部1年）が区間新記録を打ち立てるなど往路から快走。山登り区間となる5区を走り区間賞を取った神野大地選手（総合文化政策学部3年）は金栗四三杯（最優秀選手賞）を受賞した。

　復路も7区小椋裕介選手（社会情報学部3年）、8区高橋宗司選手（教育人間科学部4年）、復路のエース区間となる9区を任された主将・藤川拓也選手（国際政治経済学部4年）が区間賞を獲得するなど、圧倒的な強さを見せ、20回目の出場にして、史上最短総合記録となる10時間49分27秒で初の総合優勝を果たした。

　横断幕は総合優勝が決まり、同大と2012年度からオフィシャルパートナーシップ契約を結んでいるアディダス ジャパン（港区）が「急きょ」用意したもので、4日夜に掲出。昨夏の合宿で撮影した練習中の写真と、「次なる敵は、キミたち自身だ。青山学院大学 陸上競技部」という文言をあしらっている。掲出は今月末までを予定。

　同大は9日、東急東横店・南館外壁に「祝優勝」の文字とともに「ご声援ありがとうございました」と書いた懸垂幕も掲出した。今月14日まで。