表参道のケヤキ並木に12月1日、イルミネーションが点灯した。主催は商店街振興組合原宿表参道欅会。
1991年に約300メートルの規模で試験的に始まり、翌1992年から本格的に行われている同所のイルミネーション。以降恒例で行われていたが、見物客に対する周辺住民の不満などから1998年に中止。2009年、11年ぶりに復活するも2012年にはスポンサーが付かず低木のみを装飾。昨年は協賛社が見つかり2年ぶりに点灯した。今年は南仏産炭酸入りミネラルウオーター「ペリエ」を展開するネスレ日本(神戸市中央区)が協賛する。
イルミネーションは、表参道交差点から神宮前第二歩道橋までのケヤキ100本と、明治神宮入り口から青山通りまで約1キロの低木にシャンパンゴールド色のLED約50万球を装飾。ケヤキには「枝ぶりを生かし」1カ月半ほどかけて取り付けた。うちケヤキ3本は同飲料カラーである緑色の電球でライトアップした。表参道ヒルズ(渋谷区神宮前4)青山側エントランスには、同飲料のボトルを使った高さ約2メートルのクリスマスツリーも展示している。
神宮前交差点「コンドマニア」(神宮前6)脇イベントスペースには、ポップアップカフェが出店。ベリーソーダ(450円)やカシスベリーペリエ(500円)など、同飲料を使ったカクテルを提供する。営業時間は15時~20時(土曜・日曜・祝日は12時~21時)。今月14日まで(6日は休み、13日・14日は八千代銀行前で営業)。
同所では今月13日~14日、19日~25日に、真っ白な見た目の「彫刻人間」パフォーマーグループ「東京Hack(ハック)」が同飲料のボトルを使ったパフォーマンスを披露。23日~25日には来訪者先着1800人(各日)に光る腕輪を進呈する。
初日となった1日に日本看護協会ビル(神宮前5)前で開かれた点灯式には、モデルの森泉さん・星(ひかり)さん姉妹が緑色を基調にしたワンピース姿で登場。10秒のカウントダウン後スイッチを押すと、イルミネーションが一斉に点灯した。
泉さん・星さんにとって「家族での思い出が多い」という表参道エリア。点灯したイルミネーションに「キレイ、すてき」と声をそろえ、星さんは「姉と一緒なので、一生の思い出」と笑顔で話した。「誰と見に来たいか」を問われた星さんが「相手がいないので学校の友人と…」と答えると、泉さんが「まだ間に合うよ」と声を掛ける一幕も見られた。そんな泉さんは「ロマンチックなので彼氏と(来たい)」と話した。
点灯時間は17時~21時(19日~25日は22時まで)。今月25日まで(低木は2015年1月4日まで)。