ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1、TEL 03-3475-0411)6階「ラフォーレミュージアム」で11月27日、「東京チョコレートショー2014」が始まった。主催はスイーツイベントを手掛けるカラーズプロモーション(港区南青山4)。
日本のチョコレート技術や文化を世界に発信することを目的に初開催する同イベント。同社社長のヒキノトオルさんが2年ほど前から構想していたという。入り口には、菓子を使った現代アート作品を手掛けるアーティストucoさんによる、チョコレートをコーティングして作った高さ2メートル10センチのツリーやバラのオブジェなどを展示。場内には、25キロのチョコを使った約1メートルのサンタクロースなど、出店者が作ったスイーツアートも並ぶ。
スイーツ・チョコレート店、ブランド約20店が出店。チョコレートパンケーキ(680円、デリーモ)、長さ30センチのショコラロングエクレア(330円、キャンディー・ショータイム)など同イベント限定商品も販売する。フランスで開かれたチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ2014」でアワードを受賞した「MORI YOSHIDA」は、ショコラソフトクリーム(400円)を提供。メリーチョコレートは、バナナピューレと果汁ゼリーにチョコをコーティングした「甘熟王ゼリーチョコレート」(453円)を初お披露目する。
ヒキノさんが主宰するスイーツ好き集団「甘党男子」は、デリーモとコラボした顔写真をプリントしたチョコ(980円)とボンボンショコラ(3個入り、1,200円)を販売。商品購入者は好きなメンバーを1人選ぶことができ、メンバーが「壁ドン」をしながらチョコを渡す「壁ドンチョコ」が体験できる。
ステージでは、チョコレートファッションショー(28日19時~)や、メリーチョコレートと甘党男子のトークショー(30日14時30分~)などを展開する。
初日となった27日には、開場前に約80人が列を作った。ヒキノさんは「誰でも楽しめると思うので、気軽に遊びに来て好みのチョコレートを見つけていただければ」と来場を呼び掛ける。「実際の店に買いに行くきっかけになれば」とも。同イベントは今後、毎年開催していく予定。
開催時間は11時~21時(初日は18時まで、最終日は20時まで)。入場料は、1日1,200円(チョコレート引換券付き)。今月30日まで。