渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)で11月18日、クリスマスツリーが点灯した。
点灯式に参加したパルコアラ・清川あさみさん・パラダイス山元さん・くまモン
「となりの人のサンタクロースになろう」をコンセプトにしたパルコのクリスマスキャンペーンの一環。昨年に引き続き、ツリーをはじめポスターやテレビCMなどの総合アートディレクションには、写真に刺しゅうを施す作品などで知られるアーティスト・清川あさみさんを起用した。
同館パート1前の広場に設置したツリーは、群馬・嬬恋村から運んだ高さ約8メートルと約3メートルのモミの生木を使った。1万1000個ほどのLEDを電球色にすることで「ハートウオーミングな雰囲気」を演出。CMで使うクリスマスをイメージしたオリジナルの音楽と森をイメージしたBGMに合わせ調光するようになっている。
円形のオーナメントや雪をイメージしたビーズガーランドのほか、フクロウやリス、ウサギなど動物の書き割りをあしらい、広告と連動した「クリスマスの森」をイメージして装飾。オーナメントや書き割りの一部には、広告にも登場する、ひげをあしらっている。土台部分には小窓を設け、中にはオーナメントなどをかたどった書き割りをディスプレーした。
同日行われた点灯式には、清川さんとグリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロース日本代表のパラダイス山元さん、サンタクロースに扮(ふん)したモンタクロースこと「くまモン」、パルコアラが登場。
トークイベントで「何をプレゼントしたいか」と尋ねられたくまモンは、プレゼント袋に入り自らがプレゼントになることを表現し、集まった人たちを喜ばせた。10秒前からのカウントダウン後、清川さんらがスイッチを押すとツリーが点灯。清川さんは「すごくきれいでかわいい。気持ちが温かくなる」と話した。パラダイス山元さんは「楽しいクリスマスを」とメッセージを送った。
点灯時間は10時~24時(音楽は21時30分まで)。12月25日まで。