南青山の「プリズミックギャラリー」(港区南青山4、TEL 03-5770-3071)で現在、プロダクトブランド「テラダモケイ」の展覧会が掲載されている。
建築家でデザイナーの寺田尚樹さんと福永紙工(立川市)のブランド「かみの工作所」が展開する同ブランドは、2011年に創業。「模型製作スタッフを少しでも楽にしてあげたい」との思いから誕生した、プレカットされたパーツを切り離すだけで組み立てることができ「建築模型用添景セット」シリーズで知られる。
「テラダモケイ×ナントカ 展」と題した同展では、建築模型で使われるだけではなく、異なるジャンルのアートやブランドなどとコラボレーションしている同シリーズを紹介する。展示するのは、ポカリスエットや「スラムダンク」、白雪姫や桃太郎の昔話など。
会場ではそれぞれのプロジェクトに使った模型や写真を展示。動画共有アプリを使いコラボ動画を作ったポカリスエットのコーナーでは、メーキング映像などを上映。昔話のコーナーでは実際にその絵本も用意し来場者が読めるようにした。サインやグラフィックを担当した長野・塩尻市市民交流センター(えんぱーく)のコーナーでは、実物大の室名表示サインを設置している。「スラムダンク」シリーズのコーナーでは、「バスケがしたいです…」など漫画に登場するシーンを再現した。
開催時間は10時~18時。11月21日まで。