代々木公園でスノーボードと骨髄バンク伝えるイベント-人工雪の雪山登場

場内には人工雪で雪山を作る(写真は昨年の様子)

場内には人工雪で雪山を作る(写真は昨年の様子)

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 代々木公園イベント広場で11月8日・9日、スノーボードと骨髄バンクを未来に伝えるイベント「Snow Bank Pay It Forward2014」が開催される。

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 実行委員長である荒井善正さんの体験から始まった同イベント。スノーボーダーとして活動していた荒井さんは、2007年に「慢性活動性EBウイルス感染症」と診断され、余命は数年、助かる方法は骨髄移植と宣告を受けた。「もう一度スノーボードがしたい」という思いで闘病生活を堪え、2008年に骨髄バンクを通じてドナーから骨髄の提供を受け、翌2009年にはスノーボーダーとして復活。

 現在は、各地での講演やNPO法人全国骨髄バンク推進連絡協議会(千代田区)理事として骨髄バンクの普及啓発に努めている。今年で4回目を迎える同イベントも、荒井さんの「生きる希望になった」スノーボードと骨髄バンクを広く知らせたいという思いなどから企画した。

 場内には2日間で計20トンの人工雪を使い雪山を作り、壁田竜一さんや工藤洸平さん、國母和宏さん、河合徹子さん、畠山絵美さんらスノーボーダーによるライディングショーを開く。雪遊びやそりが体験できる子ども向けの企画も用意する。

 場内では献血・骨髄バンクドナー登録会を実施。飲食ブースやスノーボード関連グッズのチャリティーマーケットが出店するほか、フルーツの無料ビュッフェなども行う。ブーステントの一面にアートを描くプロジェクトやミュージシャンによる音楽ライブ、スノーボード関連の映像上映会や写真のスライドショーなども予定。

 目標来場者数は2万人。開催時間は、8日=9時30分~18時、9日=9時30分~17時。入場無料。雨天決行。

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