表参道ヒルズ(渋谷区神宮前4)で11月6日、クリスマスイルミネーションが点灯した。
本館・吹き抜け大階段には「Symphonic Forest~聖なる森のクリスマス~」をテーマにしたイルミネーション演出を展開。デザイン・空間演出はアッシュ・ペー・フランス(神宮前6)のクリエーティブディレクター馬場雅人さん、演出・ツリーデザインはクリエーティブスタジオ「クローカ」(港区)に所属するアーティスト矢島沙夜子さんがそれぞれ担当した。
天井からは約1万球のLEDをつるし星空を演出し、吹き抜け空間を囲むスロープの側面は森をイメージして約6000球のLEDとガーランドを装飾。大階段中央には、ゴールドを中心に赤や緑、青のLED約7000を装飾した高さ8メートルのジオラマツリーを展示。ツリーの途中にはトランペットやバイオリン、ティンパニなど楽器をモチーフにした6つの村のジオラマを、下部にはシンボリックな教会を中心とした街のジオラマを配置する。
点灯時間中は、毎時0分・20分・40分に吹き抜け空間全体で、映像・照明・音楽による約3分間の特別演出を実施。空間を緑や青などの照明で彩るほか、ジオラマは教会の窓に映る映像が変わり、一部の家の窓からは踊る人のシルエットをのぞくことができる。
初日となった同日には点灯式を開き、モデルで女優の菜々緒さんと、同プロモーションに協賛するシャンパン「モエ・エ・シャンドン」(モエ ヘネシー ディアジオ)の広告モデルを務めたモデル・松島花さんが登場。特別演出を見て「幻想的で感動した」という菜々緒さんは、クリスマスは「おそらく仕事」と言いながらも「一年で一番きらびやかになる時期だと思うので楽しみたい」と話した。松島さんは「いくつになってもクリスマスツリーを見るとワクワクする」とも。
期間中同館メーンエントランスには、シャンパンの泡をイメージしたゴールドの球体でかたどった高さ3メートルを超す「モエ・エ・シャンドン」のツリーを展示。本館地下3階の情報発信スペース「OMOTESANDO HILLS POCKET」にはバーを出店し、シャンパン(1,200円)などを提供する。
点灯時間は11時~23時。12月25日まで。