表参道・青山通り沿いに9月8日、卵料理店「oeuf de TAMACO(ウフ デ タマコ)青山店」(渋谷区神宮前5、TEL 03-6805-1660)がオープンした。経営はポムフード(本社=鹿児島県姶良市)。
創作オムライス専門店「ポムの樹」などを手掛ける同社の新業態となる同店。店名の「oeuf」はフランス語で「卵」を意味し、漢字の「玉子」を「たまこ(TAMACO)」と読んだ造語から命名した。ターゲットは30代。
1号店となる同店の場所は「クロックス」(昨年11月末閉店)跡。店舗面積は1~3階の3フロア計165.71平方メートル。席数は、1階=8席、2階=32席、3階=27席。カウンター席やテーブル、ソファを用意するほか、ドリンクのみでも利用できるカフェ(3階)空間をつくるなど、シーンや気分に合わせて使えるようにした。「女性がほっとくつろげるように」仕上げた店内は、白を基調に木調の家具をそろえ、壁面には卵を想起させる絵をディスプレーした。
料理には鶏の餌(植物性飼料)などにこだわった卵を使う。メニューは、カルボナーラに好みで3種のソース(めんたいこ・大葉&パセリ・レモン)をかけて食べる「わがままカルボナーラ」(1,166円)、フレンチトースト(648円)など。オムライス(821円~1,220円)は常時15種ほどを用意する。ドリンクは850ミリのグラスで提供する「プレミアムドリンク」(810円または842円)などをラインアップする。客単価は、ランチ=1,200円、ディナー=1,500円。
同社総務広報課の水山眞江さんは「『ポムの樹』が今まで培ってきた技術や仕組みを生かし、卵の足跡を残しながら一手間二手間もかけた料理を提供している」と話す。
営業時間は11時~22時(日曜・祝日は21時30分まで)。