中目黒に9月22日、大阪発お好み焼き店「お好み たまちゃん 中目黒店」（目黒区上目黒1、TEL 03-6452-2299）がオープンした。経営はトランジットジェネラルオフィス（港区南青山3、以下トランジット）。

壁面に目黒川沿いの桜を取り入れた絵を描いた店内

　「たまちゃん」こと玉井哲雄さんが2008年に家族で開業した同店。同社の社長・中村貞裕さんが出張などで大阪を訪れる度に同店に足を運んでいたことをきっかけに、同社と玉井さんが社長を務めるソウルフルフード（大阪市浪速区）がライセンス契約を締結。今年2月に都内1号店を南青山に出店した。

　トランジットは当初から多店舗展開を視野に入れており、同所が空いたことから出店を決めた。店舗面積は58.15平方メートル。席数はテーブルを中心に45席を用意。青山店同様、白を基調にした空間に木調の家具を配置。壁面に描く玉井さんをモデルにした絵は、目黒川沿いの桜を取り入れたデザインに仕上げた。

　同店の売りは「お好み焼き・鉄板焼き・オモニ（韓国語で母親）の総菜」。イカやエビ、キャベツ、牛の小腸を揚げた「油かす」などの具材と目玉焼きの「たまちゃんデラックス焼き」（1,350円）などのお好み焼きをはじめ、自家製ダレかニンニク塩味を選べる「名物!鉄板ホルモン焼き」（950円）、蒸した豚肉にチョジャン（韓国酢みそ）を付けて自家製みそやキムチと共にレタス・青ジソで巻いて食べる「自家製蒸し豚」（810円）、白菜・大根・キュウリ3種のキムチ盛りあわせ（648円）などをそろえる。料理はキッチンで焼いて提供するスタイル。客単価は3,000円。

　近隣ショップなどで働く人たちの利用を見込む。

　営業時間は18時～翌2時。月曜定休。